ハンディキャップや悩みを抱えたことに関して!
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生きていれば、いいこともありますよね。
投稿者:
むーんらいず
投稿日:2008年 6月29日(日)16時21分30秒
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はじめまして、になるのかな?
ADHD(注意欠陥多動性障害)/AS(アスペルガー症候群)当事者のむーんらいずと申します。
38歳になるまで、自分に障害があろうとは思いもしませんでしたが、人とはちょっと違うと思いましたし、単にドジなだけではなくて、何かあるはずと思っていたら、うつ病になってしまってかかった精神科でASであることが判明しました。その後、5年ほど社会の流れとは離れたところで療養していました。
僕自身は、もう仕事などに戻れないと思っていましたが、地元の自閉症協会の会長さんに仕事を紹介してもらって、社会復帰しました。
もちろん、障害があるわけですから、そのままでは過去と同じように転職に次ぐ転職という事態にもなってしまうわけで、受け入れてくれる会社の手厚いサポートがあってこそ仕事ができます。それがいつしか1年7ヶ月も勤め続けています。
僕の場合は、知的能力は標準的ですし社会経験もあるので、まだ会社としても受け入れやすかったんだと思いますが、会社全体の雇用されている障害者の中で初めてのメンタル障害者だったので、受け入れを決めてくれた上司は本社とも稟議を重ねたという話ですし、僕の適正に会わせた職場を作るために、総務に所属していますが、職場は同じ工場内の別会社で、
過去の書類をスキャナに取り込んでデジタルデータに加工する仕事に就けてもらいました。
メンタルがすごく弱いので、これまでに何度も鬱状態に陥ったり、仕事がうまくいかないと悩んだりしましたけど、サポートしてくれる人達がいてくれたから何とか乗り切れたんだと思っています。
こんなことを言うのもおこがましいんですが、期待こそしなくても、こうなりたいという気持ちがあると、不思議と道が開けてきました。診断を確定したいと思ったら、千葉から福島の病院まで行って、2日がかりの検査をする機会を得ましたし(そこで、(ADHDの症状を伴う)アスペルガー障害という診断名を確定してもらいました。)、原因が分かったのだから、どう過ごしたらいいか発達障害支援センターで相談したら、県の精神保健福祉センターのデイケアに行っては?というご提案で3年間通いました。僕には友人や相談できる人もいませんでしたから、誰かと交流したいと思ってネットのチャットでメンタル系障害の友人を得ましたし、メンタル障害専門のジャーナリストの方の本を読んで、その方にメールを送ったことで、その人の取材も受けましたし、簡単な仕事のお手伝いをすることもできました。当事者の友人からは、東大でバリアフリーの研究をしている教授と知り合う機会を得て、研究室の雑用をさせてもらっています。就職した今も、ほぼ隔週で1日、事務仕事や掃除など雑用をしに行っています。それは今の会社も公認で行かせてもらっています。
実を言うと、僕自身は自分の障害を認知するのは容易いことでした。むしろ、診断をもらったことで、自分がだめな人間でないことを認めてもらったと思っています。それまで社会の適応しきれなかったのも、障害があったからで、僕の持ち味を行かせる場所があるということを38歳にして初めて知ることができて、障害が僕には障害ではなかったんです。もちろん、時々パニックにもなりますし、体力がないので、仕事がやりきれずに途中で医務室に行って昼寝させてもらうこともあります。でも、ここまで来れたことは、まわりの協力があってこそですが,僕自身が自力で切り開いてきた道です。なかなか、人は強くはなれないけれど、ここまで自分を動かしてきたこと、それは自分が障害だったから、もっと自分を知りたいと思ったし、僕でさえ、こんなにつらい思いをしてここまで来たのだから、他の当事者のために少しでも道を広げたい、社会的認知を勝ち取りたいと思う気持ちなんだと思います。本当はそんなにかっこいいことなどしていませんし、たいした社会貢献はできていませんが、発達障害者の当事者会(しかも、当事者の意思で運営する!)を始めて3年になりますし、研究室がらみで、東大でたまにですが、当事者の体験談を授業で話させてもらったり、講演会で話しをする(といってもサポートしてもらいますが)などの活動をしています。
同じ発達障害の仲間たちでも、知的障害があったり、人格障害を併せ持った人達と僕を比べるのは,ちょっと基準が違いますけど、とにかくネガティブ思考だった僕が、前向きに行動できるようになった原動力が障害を持っていたこと、みんな辛くても、なんとかしたいと思いながら,でも暗くならずに生活することで、事態が変わって行くんじゃないかと僕は思っています。気持ちの持ちようで、だいぶ生きやすくなるものです。(うつ病にもなりましたから、ポジティブ思考になれた時のパワーのすごさはよくわかるんです。)
すみません、いろいろ考えを押し付けるような事書きまして。
もっと当事者自身が自分の障害を人任せにしないで生きられるようになるといいな、やれないことは手伝ってもらうけど、もっとあれがしたい、これがこうだったらいいと主張すべきだと思います。すくなくも、じぶんで考えることができる人はね。
親御さん、支援者の皆さん、前向きの力ってすごいんですよ。
長文になってしまってごめんなさい。言葉にするより文章にした方が僕は楽なので、つい書きすぎてしまうので...。 では。
むーんらいず 拝
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